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真面目に考察「Zoomカラオケ」①。

※この記事は旧ブログで(特に人気でもなかった)

「Zoomカラオケ」シリーズ

に加筆・修正を加えたものです。※

【このシリーズのあらすじ】

「Zoom」でカラオケ会がやりたかったようです…。

 

「カラオケ」って何なのか?

そもそも「カラオケ」って何なのか?

まあ普通に考えれば「カラオケ店」に行き…

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カラオケ機を操作し音楽を流す。

それに合せて歌う。

このレジャーが誰しもが考える「カラオケ」なのであるが…

これを「カラオケ」と定義してしまうと…

「ズムカラ会」では問題が出てくる。

カラオケ店の映像・音源を使用した配信は…

著作権問題に触れる恐れがあるからだ。

 

なので「Zoomカラオケ」というものを考えるにあたり…

「カラオケ」という行為を敢えて以下のように定義したい。

「歌唱の際に、事前に制作された伴奏を再生し演奏する行為」

…と。

 

何を使ってよいのか?

昔の歌番組では伴奏をオーケストラによる生演奏で行っていたが…

それでは手間もコストかかるっうので…

事前に制作されたレコードやテープで代用するようになったとか…

「空の」「オーケストラ」⇒「カラオケ」っうのが語源らしい。

 

何にせよ「事前に制作された伴奏」っうのがポイントかと。

そして、何を使うか?どのように使うか?

それにより事情は違ってくる。

 ズムカラについてここまで考えてるのは僕くらいだと思うが…

「歌ってみた」と大体同じことがいえると思う。

 

カラオケ店の映像・音源を使用した「歌ってみた」はNG。

市販のCD音源を流しながらの「歌ってみた」はNG。…そう…

「簡単には歌ってみれない(笑)」

もちろん個人で歌って楽しむ分には問題ないのだが…

配信したりネットにあげちゃダメよっう話。

ここら辺が寛容なのがボカロ曲界隈であり…

制作者自ら音源を公開し「歌ってみた」を許可していることも。

「歌ってみた」がボカロ曲だらけなのはそんな理由もあるかと。

 

ズムカラにおいて「何を使ってよいのか?」

それは後日別記事にするが…

Zoomも「配信」の一種であろうから上記は参考になるだろう。

 

Zoomでカラオケはできるか?

さて問題。

遠く離れた人とZoomでカラオケはできるか?

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例えばアメリカのパツ金美女「ナンシー」とカラオケ。

僕が日本からオケを流し(図の青い♪)

アメリカのナンシーがそれに合わせて歌う(図の赤♪)

これはうまくいくだろうか?

 

これはダメな例である。

オケがアメリカまで届くのにも…歌が日本に届くのにも…

互いにタイムラグが発生する。これをレイテンシーという。

「国内」ならレイテンシーは発生しないのか?そうじゃない…

音の処理にPCが関わる以上、レイテンシーは必ず発生する。

もちろんレイテンシーを軽減する方法は多々ある。

しかし、初心者には複雑すぎたり様々な機材が必要なことも。

どんなにPCが進化してもレイテンシーは以前大きな問題だ。

 

ではZoomカラオケというのは不可能な試みなのか?

否、決してそうではないだろう。 

 

Zoomで「ヒトカラ」?

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例えば僕が「オケを流しながら」「歌を歌う」。

青♪+赤♪)「CHALA~HEAD~CHALA~」

数秒遅れてその様子がアメリカに届いても…

「OH!DRAGON BALL!!」とわかる。

たとえ音が届くのが数秒遅れても、

配信側の「オケ」と「歌」が合ってればカラオケは上手くいく。

※配信者が音痴で、オケと歌がズレまくりでは話にならないが。※

 

ただこれは「独りカラオケ(ヒトカラだろう。

互いの「ヒトカラ」をZoomでつないでるに過ぎない。

しかし、それではダメという話でもないだろう。

(せっかくZoomで集まっているんだから一緒に歌おうよ!)

…そういうのもわかる。しかし技術的に難しい。

それとあくまで自論だが…

カラオケって基本一人で歌うものでは?

 

「当然のマナー」では?

カラオケは1つのステージだと思う。

昔、「ハモネプ」という番組が流行った時に…

やたら横からハモってくるヤツが急増した。

サビになると突如乱入してくるヤツもいた。

ライブ中に乱入して行くヤツがいるか?

それと同じ。カラオケは歌ってる人が主役。

そのステージを妨げてはいけない。

 

Zoomはその性質上、他人の歌唱に合わせることが難しい。

よって「ハモリ」・「乱入」は妨害行為

になりうるし、また悪意はなくとも…

「歓声を上げる」「手拍子」

これもZoomカラオケでは妨害行為になりうる。

「誰かが歌ってる時は黙って聞く。」

カラオケの「当然のマナー」ではないか?

 

ヒトカラ」をZoomでつなごう。

っうわけで僕が提案する「Zoomカラオケ会」は

みんなで歌おう!「じゃない」。

いわゆる「デュエット」「楽器のセッション」

これらもZoomでは難しいと思った方がいいだろう。

ただ不可能だとは言わないし、興味がある人は

「NETDUETTO」と調べてみるといい。

 

まあ僕がやりたいのは高度なセッション会ではない。

ヒトカラ」をZoomでつなごう。

その程度である。

「独りカラオケ」…「ヒトカラ」。どう考えても孤独だ。 

しかしヒトカラ」をZoomでつなげたらどうだろう?

新しい世界が見えてくるかもしれない。

 

次回は「Zoomカラオケの音質について」。

考えていきたい。