「COOWOO」っう中華テスター。
※旧ブログ記事より「中華製テスター」の話。※
【あらすじ】
中国製の変なもの買ったアル。
「COOWOO USB電流電圧テスター」
変な日本語の説明書から漂う中華臭…大丈夫アルか…?
「安全に充電する為に生まれた」。
…とパッケージに出生の秘密が書いてある通り…
これはUSB機器をセルフチェックするためのアイテムだ。
パチモンあふれる中国では製品をセルフチェックすることが多いよう…。
ここ日本において「危険な充電」があるかはわからんが…
(100均の充電器ってどうなんだろう?)
(やたら充電が遅いぞ?故障かなぁ?)
そんな疑問の解決にコイツが役立つかもしれない。
使ってみた。
では使ってみよう。Amazonタブレットと付属品&COOWOO↑。
充電器とケーブルの間にCOOWOOを接続。
コンセントに接続された充電器から5.080Vの電圧が発生しているよう。
タブレットに接続。すると5.209Vで0.935Aの電流が流れはじめた。
充電器を変えるとどうなる?
ところでタブレットは2年以上前に買ったもの。付属の充電器には
Output:5V=1Aと表記されてる(写真左の充電器)。
これは5Vで1Aの電流を流す充電器ですよ。ということらしい。
あと電圧(V)×電流(A)=電力(W)なので…
5V×1Aっうことで5Wの充電器ともいえる。
写真中央はiPadの充電器。10Wの充電器らしい。
Output:5.1V=2.1Aと表記。5V×2Aで10Wだ。
写真右は100均で買った充電器(といっても100円じゃなかった)。
確か500円だったコイツも5V=2.1Aと書いてある。
タブレット付属の充電器では1Aしか流せないようだが…
充電器を変えれば2Aの電流が流せ、より早く充電できるのか?
っうことで充電器をiPad付属のものに変えた。
5.072V、0.941A…2Aでねーじゃん…。
100均の10W充電器も同程度…
ところがケーブルを変え、iPadを充電してみると…
1.855A。大体2A近く出てる。
充電器が2A出せるっても…
ケーブルや接続機器も対応してないとダメ。
最近話題の「USB PD充電」っうやつも…
充電器・ケーブル・接続機器の全てがPD対応じゃなきゃダメっう話。
USB製品の評価・故障診断に。
あと「100均ってイマイチだなぁ…」って思った。
100均充電器+iPad付属のライトニングケーブルでiPadを充電↑。
1.624A…純正充電器より一回り低い値。
使えなくわないけど。他の機器を充電する時も不安定だったり…
こちらは娘からあずかった100均ケーブル。
「すぐに壊れた」と…確かにつないでも電流が流れない。
ケーブルの接続部を押し込んでやったら通電したけど…
電流は0.172Aしか流れない。
タブレット側でも充電を認識しない。
これでは「接触不良」っうより「故障」と診断せざるを得ない。
っう感じでUSB製品の評価・故障診断等が可能。
これからも買う。
でも100均製品は今後も買う。
イマイチったけど「ダメ」とは言ってない。
例えば出先で(ケーブル忘れた!充電器忘れた!)…
そんな時に100均はやっぱり便利。
すぐ壊れた。なんてのも娘の言い分で…
娘はswitchやり過ぎで熱暴走させるくらいの破壊神だし。
100均製品は「値段相応」だという話。
COOWOOの測定結果も絶対的に正しいとは言えないだろう…
ただレビューを見る限り精度は悪くないようだ。
何にしろ「電気」というものを可視化できる。
機器の性能・故障をセルフチェックできる。
「単純に面白い。」それだけで充分だ。
これからもいろいろ変なものを買うだろう。