「Switch高温スリープ」治す。
※旧ブログより
「Switch修理」関連の記事
に加筆・修正を加えたものです。※
【あらすじ】
大事に使って…。
子供のSwitchが熱暴走を起こすようになった…
高温になり過ぎてゲームが中断される症状…
STOP!Switch温暖化!!
自力修理だ!!
※修理・分解は「自己責任」でお願いします※
分解。
最初にバックパネルを外すため、側面のネジを外す。
まず上側面に1つ、下側面に2つある+ネジを外す。
左右側面(ジョイコン装着部)のネジは…
全部外す必要はなし(中央のネジのみでいいよう)。
僕は左右のネジを全部外そうとし、ネジ穴を1つ潰した。
幸いバックパネルの脱着に無関係なネジだったが…
※ネジ穴は、細かく・容易につぶれ得るので注意※
背面の4隅は「Y字ドライバー」がないと開かない。
ドライバーは「ANEX Y型1.8mm No.3470-A」
「SDカード挿入部分」にも+ネジが隠れている。
※SDカード・ゲームカードは分解前に外すこと※
全部のネジを外してもバックパネルが外れない場合…
「SDカードの抜き忘れ」が考えられる。
そのまま無理に力を加えれば最悪ぶっ壊れる。
ネジの位置・強度・特殊ネジ・SDカード部分…
「全てがイヤらしい構造」である。
「分解しにくい製品はクソ」だと思う。
さらに分解。
ということでバックパネルが外れた。
次は赤矢印の+ネジを外す。
左下に見えてるのがSDカードユニットであるが…
これ青矢印の端子同士が軽くハマっているだけ。
ゆえにネジを外して真上に引き抜くだけである。
ただ、「この構造ゆえの問題」も後で起きる。
シルバープレートが外れた。こっからが本題。
「ヒートシンク」を外す。
赤印3箇所のネジを外す。
そして「ヒートシンク」を外す。
ヒートシンク両面にはグリスが塗られている。
「グリスの塗り替え」は過去記事が参考になるかと↓。
ただ今回はグリスの塗り替えは行わず。
「高温スリープ」の原因は他にあった。
「高温スリープ」の原因
ファンの出口を塞ぐように溜まった…
凄まじいまでの「埃」。
これではマトモな排気などできるわけがない↑。
「高温スリープ」の原因は「埃」
であり。結論を言えば「ホコリの除去のみ」で解決。
ファン自体の交換等を考える人もいるかと思うが…
ホコリの除去だけでも解決する可能性はある。
逆手順をたどり組み立て、オペ終了とした。
「純正ドッグ」がそもそも…
ちなみに「Switchをドッグに繋いでテレビに映す」と…
「高温スリープの頻度が上がる」っう人いる?
実はSwitchの純正ドッグは…
「非常に熱がこもりやすい」っうクソ構造なので。
「ドッグに繋がないっうのも熱対策の一つ」ではある。
しかし、最近モンハンに目覚めた我が子と…
テレビを占領してモンハン三昧。
…最高に楽しい。そのためやはりドッグ接続は必要だ。
修理後はドッグにつないでもほんのり暖かい程度…
「マガイマガド」を何匹連続で狩ろうと…
「高温スリープ」を起こさなくなった。
緊急手術大成功である。
「SDカードが認識されない」
しかしこの後、再度開腹手術をした。
「SDカードが認識されない」からだ。
実は今までSDカードは使ったことがなかった。
ただ今回分解清掃を行った際に…
SDカード挿入口も埃まみれだったので…
(今後はホコリ防止に目的で刺しとくか…)
っうことで安いSDカード買ってきた。
しかし「SDカードが認識されない」。
まあ原因はすぐに予想がつき、再度分解…
SDカードユニットを確実に接続。
これで無事SDカードを認識するように。
実はこの接続部位の上に…
意味不明なクッション材が載ってるせいで…
ユニットの接続が極めて確認しづらい。
クッション材は両面テープで貼ってあるだけなので…
一旦剥がし、端子を確実に接続した後に貼り直し。
あーもう…何から何までクソ構造。
とはいえ無事に治ったSwitch。
大事に使ってください…。